2017年5月17日 更新

スーパーで売ってる「しめじ」はしめじじゃない?紛らわしい「しめじ問題」を解説!

子供の頃に食べていたしめじと、今自分が料理するようになってから手に取るしめじ、「何か違うな」と感じたことはありませんか?実は、しめじに対する定義が変わってきているようなのです。ちょっと紛らわしい「しめじ」の分類についてご説明します。

「しめじ」って一体なんなんだ!

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昭和の頃に、一般的に「しめじ」として流通していたきのこ。実は「ひらたけ」というきのこだったということはご存知でしょうか?しめじは「キシメジ科」のきのこを指すのに対し、当時流通していたのは「ヒラタケ科ヒラタケ属」のひらたけで、全く別物だったんです。

昔から「香り松茸、味しめじ」といわれているように、しめじはイメージの良いきのこだったので、株立ち状に育てたきのこは「しめじ」を名乗っていたんですね。今とは違って商品名の付け方もアバウトだった時代、それではやはり紛らわしいということで規制されるようになり、今ではちゃんと「ひらたけ」として売られるようになりました。

「ぶなしめじ」と「本しめじ」も違うもの?

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普段、家庭でよく食べられている「しめじ」は「ぶなしめじ」のこと。頭に「ぶな」という木の名前がついていることかわ分かるように、ぶなをはじめとする広葉樹の倒木や枯れた木、抜かれた木の根に群生している「キシメジ科シロタモギタケ属」のきのこです。

ぶなしめじは昔、人工栽培していたものを「ホンシメジ」という商品名で販売されていたんです。人工的に菌床栽培されたぶなしめじは、傘が小さくギュッと寄り添いあっているような感じですが、天然のぶなしめじは傘が平たく、横に大きく広がっているものもあります。

実際にある本しめじとは別物で、こちらも今ではちゃんと「ぶなしめじ」として売られるようになっていますね。

どうしても「しめじ」を名乗りたい理由

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しめじ問題の根底にあるのは、やはり「本しめじ」の存在でしょう。本しめじは「キシメジ科シメジ属」ですが、松茸は「キシメジ科キシメジ属」。コナラ林や、松茸と同様にアカマツ林などに生息しますが、ぶなしめじなどとは違い、松茸のように一本ずつ生えてくるのが特徴です。

軸はとっくりのようにふっくらしていて緻密な肉質が特徴。「香り松茸、味しめじ」で例えられるしめじは、今でいう本しめじのことだったんですね。一昔前までは栽培するのが難しく、人工栽培には不向きとされていましたが、今では菌床人工栽培で作られた本しめじが市場にも流通するようになっています。値段はまさにピンキリといったところですが、天然物だと一万円を超えることもあるようですよ!
本当は、「香り松茸、味“本しめじ”」が正しいかもしれませんね。本しめじは別名「ダイコクシメジ」とも言われています。七福神の大黒様のようなふっくらしたお腹に例えられたのが由来です。見つけたら是非食べてみてくださいね。


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