2016年6月16日 更新

主食から始める、美しい食生活! 日本人だからこそ身に付けたい"ご飯"の作法。

日本人の主食、ご飯。幼い頃から食卓の上にあるのが当たり前で、「1日に1回は食べないと気が済まない!」という人もいるのではないでしょうか。でも、少しだけ立ち止まって考えてみてください。あなたは、ご飯の正しい食べ方や盛り付け方を把握していますか? あまりにも身近な存在すぎて、軽視しがちなご飯の作法。日本人として、しっかりと身につけておきましょう!

よそい方ひとつで、美味しさが倍増!

yellowrail/Shutterstock.com (19840)

via yellowrail/Shutterstock.com
まずは、ご飯のよそい方から。
そもそも、なぜ"盛る"ではなく"よそう"というか知っていますか? "よそう"とは、「身だしなみを整える、風情を添える」という意味があります。10世紀頃から使われている言葉で、昔の人がいかに趣や丁寧さを重んじていたかが伺えますね。それでは、具体的なご飯のよそい方を5ステップでご説明しましょう。

①炊き上がったご飯を混ぜる。
米と米の間に空気を入れるように、底から返すように混ぜましょう。
炊き上がったまま放っておくと、硬くなってしまうので注意です。

②しゃもじに水をくぐらせる。

③ご飯をそっとすくい上げ、茶碗によそう(1回目)。
よそうご飯の量は5〜6分目。
1度に全部よそってしまうのは、「仏壇に供えるご飯が1回よそい」という観点から好ましくありません。

④茶碗の8分目くらいまでよそう(2回目)。

⑤しゃもじを使って、三角山に整える。
"よそい方の作法"の要ともいえる過程です。
しゃもじを少し立てるようにして、中央が盛り上がるように体裁を整えましょう。ご飯だけでなく、どんな料理も"三角山"に盛り付けると、美味しそうに見えます。パスタが簡単&綺麗でオススメですよ。

美しい所作は、お箸の使い方から。

bepsy/Shutterstock.com (19843)

via bepsy/Shutterstock.com
ご飯をよそったら、丁寧に頂きましょう。
ポイントとなるのは、お箸の使い方。茶碗を左手(右手)に持ち、お箸の先端1.5〜3㎝を使い、少量ずつすくい上げて口に運びます。昔から「箸先五分、長くて一寸」と言われますが、五分とは一寸の半分(約1.5㎝)、一寸とは一尺の10分の1(約3㎝)のこと。ガツガツ食べるのは元気があって良いですが相手に失礼。一度に多く口に含むのも、ご飯の味を損ねてしまいます。また、あちこち食べ散らかすのではなく、茶碗の手前から奥に向かって食べるのが正しい順序。ご飯の上に"おかず"を乗せて取り皿代わりにするのも、やりがちですがマナー違反なので注意しましょう。

ちなみに、洋食レストランで出される平皿ライス。
食べ方に迷う人が多いですが、明確なルール・マナーはありません。ナイフを使ってご飯をフォークの背に乗せる方法が一般的ですが、自分のやりやすいように食べればOKです。いずれにせよ、無理なくスマートに、食事を楽しむことを忘れないでくださいね。

和食は、"目"で食べる料理。

NOBUHIRO ASADA/Shutterstock.com (19846)

via NOBUHIRO ASADA/Shutterstock.com
料理は見た目が美しければ、より美味しく食べられます。
それを特に重んじているのは、「目で食べる料理」と称される和食でしょう。だとすれば、その中でも主食であるご飯の作法には、より一層のこだわりを持ちたいところです。とはいえ、食事は楽しむことが最も大事。決して堅苦しく考える必要はないですが、一人の日本人として、基本的な作法は身につけておきたいところですね。

thumbnail pictures by taa22 /Shutterstock.com
9 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

玄米よりも優秀!?ヘルシーで栄養たっぷりな「ワイルドライス」に注目!

皆さん「ワイルドライス」ってご存知ですか?栄養価の高いスーパーフードの人気が高まる中、最近注目を浴び始めている食品です。「ライスとついているからにはお米なの?」「どうやって食べるの?」そんな疑問にお答えして、詳しくご紹介しましょう!

お家で屋台飯♪プリプリのタコと香ばしいガーリックが美味しいタコチャーハン!!

【動画】タコ飯をアレンジしたガーリックタコ飯。ちょっと濃いめの味付けで、ガッツリだけどお酒と一緒に食べたくなってしまうようなご飯です!!ガーリックの量は調整可能なので、お好みで調整して作ってみて下さいね。

ハーブの香りと煎り米の香ばしさが食欲をそそる!豚肉と煎り米のエスニックサラダ「ラープ・ムー」

【動画】今回は、タイ東北部の名物料理「ラープ・ムー」をご紹介します!ラオス語で「ラープ」は幸せ、「ムー」は豚肉という意味。豚肉をハーブ・唐辛子・ナンプラー・ライム・煎り米粉で和えたエスニックなサラダで、バンコクのお惣菜屋さんやレストランでも定番のサラダです☆辛さと酸味が合わさったタイ料理独特の美味しさで、煎ったお米の香ばしさと、たっぷり入れた爽やかなハーブの香りが口の中に広がります。ピリッと辛いタイ料理でスタミナをつけましょう♪

オススメしたい!夏の大定番★大人も子どもも喜ぶ「とうもろこし」の美味しい食べ方

あま~い夏の味覚の一つ「とうもろこし」!大人から子どもまで、人気の野菜ですよね。でも、蒸すだけ、焼くだけという食べ方だけではもったいない!?おかずやおつまみにもなる変幻自在な美味しい夏メニューをご紹介します。

魚をきれいに食べたい!人に見られても恥ずかしくない上手な魚の食べ方

大切な人と食事に行って出てきた魚料理に戸惑ってしまった経験はありませんか?魚を上手に食べるのがどうしても苦手な人は、食べ終わったお皿の中は骨と皮でぐちゃぐちゃになりがちです。魚をきれいに食べるためのコツをレクチャーします!

キーワード

ライター

ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部