2017年2月12日 更新

あなたは知ってた?福島県で「ずわいがに」の仲間「黄金ガニ」が獲れる!?

福島の特産品や名物というと、お米や喜多方ラーメンなどが思い浮かぶと思います。実は海沿いに面した小名浜や相馬では、「ずわいがに」が水揚げされるんです!そのなかでも滅多に獲れない「黄金ガニ」とは一体どんなものなのでしょうか?

松葉ガニも越前ガニも「ずわいがに」の一種

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「ずわいがに」といっても、雄と雌ではその大きさが全く違うことはご存知でしたか?ずわいがにを漁獲する多くの地域では、その大きさの違いから、雄と雌で違う名前が付けられています。代表的なものでいえば、雄は松葉ガニ、越前ガニなどが有名です。対して雌は、メガニ、オヤガニなどと呼ばれています。福島県で漁獲されるずわいがには、雄を松葉ガニ、雌をメガニと呼んでいます。ずわいがには鳥取から新潟にかけて幅広く生息していますが、主に日本海側で水揚げされるイメージがあると思います。しかし、太平洋側でも、茨城県より北に位置する漁港では水揚げされているのです。

漁獲率は1/1,000!?「黄金ガニ」とは

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ずわいがにの一種である「黄金ガニ」。よほどの蟹好きか、グルメやトレンドに詳しい方の間では既にご存知の方もいると思います。漁獲される1,000匹中1匹しかいないといわれている超貴重な黄金ガニは、ずわいがにの雄と紅ズワイガニの雌から誕生する交配種です。「幻の蟹」ともいわれているほど貴重で、網元が数量限定で販売されています。そんな幻の蟹である黄金ガニは、濃厚な味噌と弾力のある身が絶品との評判!一度は食べてみたい黄金ガニですが、いつ水揚げされるのか分からないのも事実。どうしても手に入れたいなら、確率的にはずわいがにの水揚げが旬を迎える冬が狙い目かもしれませんね。

おいしい「ずわいがに」の見極め方

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ずわいがにの体は、生の状態では少し黒みがかった赤色ですが、茹で上げると赤くなります。主に蒸ガニやカニ鍋(カニスキ)として食べることが多いですが、新鮮なものはお寿司のネタになることもあります。上品な甘みがある身の部分と、こってりとした蟹味噌は抜群!雌のずわいがには内子といわれる卵巣も食べることができます。

生の状態で市場に並んでいるずわいがにのなかから美味しいものを選びたいときは、甲羅をチェックしてみましょう。よく、ずわいがにの甲羅には黒い粒々が付着しています。これはカニビルの卵で、蟹が脱皮してから長く時間が経っていることを示しています。つまり、身入りが良い証拠なのです。ただ、カニビルはライフサイクルが短いため、すぐに産卵してしまうこともあります。

どれも同じように見えるときは、「持ったときに重たいもの」を選びましょう。見た目は大きくても中身はスカスカなんてこともあるので気をつけてくださいね。
日本海側で水揚げされるずわいがにのなかからも黄金ガニは漁獲されます。ただ、ずわいがにを漁獲するときにしか水揚げされないので貴重なことに変わりはありません。福島県沿岸に旅行するなら、是非ずわいがにグルメを楽しんでくださいね。


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ビデリシャス・ジュニアライター ビデリシャス・ジュニアライター