2017年7月11日 更新

ジョナサン、バーミヤン、藍屋も全て。ファミレスの総合商社「すかいらーくグループ」の強さ

日本発の「ファミレス」を進化させるすかいらーくグループVOL.3

1970年代に東京郊外でスタートした「すかいらーく」( http://www.videlicio.us/STYLE/SliXM )は、自動車で来られる郊外型の「ファミリーレストラン」スタイルを確立。また、90年代に入るとドリンクバーと低価格帯のメニュー設定で一世を風靡した「ガスト」をオープン( http://www.videlicio.us/STYLE/nsLMd )させるなど、時代ごとのニーズに呼応した新機軸を打ち出してきた。

ファミレス御三家の中で多ブランド展開の先駆け

そんなすかいらーくグループだが、じつはファミレス御三家の中でも多ブランド展開の先駆けとしても知られる。
1980年には、まずコーヒーショップ「ジョナサン」1号店として練馬高松店をオープンさせた。
アメリカンスタイルなコーヒーショップとして誕生したジョナサン

アメリカンスタイルなコーヒーショップとして誕生したジョナサン

さらに、1983年に和食が中心の「藍屋」、1986年に中華料理がメインの「バーミヤン」と、立て続けに新機軸のファミレスをスタートさせてきている。

「レストラン『すかいらーく』をはじめ、その他の“ファミリーレストラン”が世に浸透しつつあったこの時代、さらなる成長を目指して新コンセプトの業態開発に挑みました。例えば、当時はまだ日常の食事としてはなじみがなかった中国料理を気軽に味わえる、というコンセプトを追求した業態が『バーミヤン』。こうした新展開で人々の価値観やライフスタイルを変えていったんです」(すかいらーくマーケティング本部・小林大祐さん、以下同)
街の中華レストランの「バーミヤン」

街の中華レストランの「バーミヤン」

本格和食が味わえる「藍屋」

本格和食が味わえる「藍屋」

一方で、「ジョナサン」は旬の素材シリーズや、徳島の「阿波尾鶏」などの厳選した食材メニューを打ち出すといった小回りが利くブランド。出店は都心やオフィス街で客層は40代以上の方が目立つという。
地鶏阿波尾鶏ステーキ

地鶏阿波尾鶏ステーキ

全ブランドを合わせて約3000店という強みは大きい。仕入れから提供まで一貫しておもに自社でまかなえるうえに、バイヤーはジャンルごとに世界中を飛び回ってリサーチを欠かさない。以前は『ガスト』なら『ガスト』単体での配送体制だったが、現在はブランドミックスのエリア配送に変え、グループの強みを活かしている。

時代に先駆けて「ちょい飲みブーム」を発信

「ジョナサン」で初めて導入したドリンクバーは、最初はホットのコーヒーと紅茶のみだった。しかし、徐々にドリンクの種類が増えていく。

メーカーと共同開発するベンダーマシンも進化し、現在は100店以上の店舗で最新モデルのマシンを導入。客の気分に応じて約70種類のソフトドリンクを作れる。
現在は100店以上の店舗で最新モデルのマシンを導入

現在は100店以上の店舗で最新モデルのマシンを導入

そして、2014年に「ちょい飲みブーム」を発信したのがすかいらーくグループなのだ。

「当初は弊社が持つ様々なブランドのリソースを使えば、ファミレスでの『ちょい飲み文化』が作れるんじゃないかという発想でした。『バーミヤン』ではボトルキープもできます。いまでは200本以上のボトルが並ぶ店舗もあります」
店内にずらりと並ぶキープボトル

店内にずらりと並ぶキープボトル

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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部