2017年3月17日 更新

オレンジチェリーもゴールデンベリーも同じ!食べられる「ほおずき」の栄養について

最近話題の食用ほおずき、オレンジチェリーやゴールデンベリーはご存知ですか?同じ「ほおずき」でも、観賞用と食用では何か違いがあるのでしょうか?栄養満点の美味しいフルーツのこと、お教えします!

ヨーロッパでは昔から食用だったほおずき

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日本で一般的に「ほおずき」というと、赤い実をつける園芸観賞用の植物のイメージですが、ヨーロッパではオレンジ色の食用ほおずきが一般的です。

ほおずきはナス科の多年草で、その見た目から、オレンジチェリーやゴールデンベリー、フルーツほおずきなどの呼び方があります。日本では1998年に秋田県上小阿仁村で食用ほおずきの栽培に取り組み、今では特産品の一つになっています。今では、北は北海道から南は沖縄まで、各地で栽培されるようになっているんです。

ほおずきの栄養を知って、薬効と毒性に注意

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近年注目を浴びるようになった食用ほおずきですが、観賞用には毒性と苦みがあるので食べることはできません。対して、食用ほおずきにはビタミンB群の一種で「イノシトール」といわれる成分が含まれています。

イノシトールは蓄積した脂肪を取り除く効果があり、コレステロール値をコントロールする働きがあると言われています。ビタミンAも豊富で、女性が不足しがちな鉄分も豊富です。

地下茎や根は「酸漿根(さんしょうこん)」という生薬名で呼ばれており、平安時代から鎮痛剤として利用されており、今でも咳や痰、解熱剤としても利用されることがあります。ただし、「酸漿根(さんしょうこん)」には子宮を緊縮してしまうヒストニンが含まれているので、妊娠中の女性は避けましょう。

オレンジチェリーはどうやって食べる?

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オレンジチェリーは、スイーツとしてそのまま食べることができます。ガクを剥いて丸い実を食べましょう。完熟したマンゴーのような甘酸っぱさがあります。フルーツトマトと同じように、肉料理の付け合わせにするとフレンチ料理っぽさが演出できますね。

また、実を潰してゼリーやムース、ジャムにしても大丈夫です。加熱しすぎると香りが飛んでしまうので、短時間でパパっと加熱するのがコツです。サラダの付け合わせやソースにしてもいいですね。

本来の旬は8~10月ですが、沖縄県産であれば3月から10月まで収穫時期が続きます。ハウス栽培のものなら通年出回っているので、見つけたら一度試してみては?
ちなみに、ストロベリートマトと呼ばれているのも実は食用ほおずきの品種の一つです。フルーツとしてそのまま食べるか、野菜として食べるかはお好みでどうぞ。プチトマトと一緒にサラダに入れたりトッピングにしてお皿に彩りをプラスしてみましょう。


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ビデリシャス・ライター ビデリシャス・ライター