2017年4月19日 更新

七草粥は春だけじゃない?七草の歴史と七草粥の美味しい食べ方新提案!

七草というと、お正月のイメージがあると思いますが、夏や秋にも七草は存在するんです。実は「七草」は元々秋に食べるものでした。そして夏の七草も気になりますね。ここでは、七草やお粥のこと、そして美味しい食べ方について解説します。

意外と知らない七草の風習と七種のこと

hungryworks/Shutterstock

1月7日に食べる七草粥。これは「人日(じんじつ)」という五節句の一つなんです。五節句は、1月7日の人日をはじめ、3月3日の上巳(ひな祭り)、5月5日の端午(子供の日)、7月7日の七夕、9月9日の重陽の5つ。

五節句は元々、古来中国の風習です。1月7日に7つの野菜を入れた粥を食べるというのも中国の風習からきたもので、日本では平安時代から始まったと言われています。しかし、日本で七草と言えば、昔は秋の七草のことでした。日本に昔からあった風習の一つ、小正月1月15日に食べるものは「七種(ななくさ)」と漢字で区別されているのですが、いつの間にか色んな風習が混ざり合ってしまい、今の形に落ち着いたようです。

春の七草と夏の七草、そして秋の七草とは?

High Mountain/Shutterstock

春の七草は、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の7つ。この7つの野菜を刻んで入れた粥が七草粥です。七草は前日の夜に囃し歌(はやしうた)を歌いながら包丁で叩いておき、当日の朝に粥に入れていました。

夏の七草は、第二次世界大戦中に「アカザ、イノコズチ、ヒユ、スベリヒユ、シロツメクサ、ヒメジョオン、ツユクサ」の7つが「新選・夏の七草」として選定されました。これらは焼け跡にも生える強い植物で、食糧が極端に少なかった頃に食べられていた植物を挙げたものとされています。いくつかのパターンがあるようですが、あまり風流なものではありませんね。

そして秋の七草は、「オミナエシ、オバナ、キキョウ、ナデシコ、フジバマ、クズ、ハギ」の7つ。これは観賞が目的なので、お粥にして食べるものではありません。

実はバリエーション豊富!?七草粥の美味しい食べ方

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日本で七草粥を作るときの主な味付けは塩だけですよね。実際、淡白な味のお粥が苦手という人もいる中、塩と七草だけ入ったお粥ではちょっと食べにくいという人もいるでしょうし、「毎年のことだからちょっと飽きたな」と思っていると思います。

そんな時は、鶏ガラ出汁を入れて本場中国粥風にアレンジしてみてはいかがでしょうか?和風の顆粒だしも便利です。イタリアン風にリゾットにしてみるのも美味しそうですよね。基本的に、7つの具材を使うこと以外の味付け食べ方に決まりはありません。自由に楽しんで季節の味を楽しみましょう。
春の七草は食べて楽しみ、秋の七草は見て楽しむものだったんですね。七草は、古来中国や日本の色んな風習が混ざり合ってできた日本独特のもの。色んな食べ方を試して「我が家の定番オリジナル七草」を作ってみてはいかがでしょうか。


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