2016年9月30日 更新

なぜ高い?どんな形を選べばいい?秋の高級食材『マツタケ』に関するまめ知識

国産マツタケの風味と香り、日本人に産まれた喜びを感じる瞬間です。 年に1度のお楽しみとして、スーパーに並ぶのを待ちわびている方もいるでしょう。 そんなマツタケに関する、意外と知らないまめ知識を紹介します。

マツタケはなぜ高価なの?希少価値が高い理由

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マツタケ以外にもおいしいキノコはたくさんあります。
どうしてマツタケだけが希少価値が高いのか、不思議に思ったことはありませんか。
理由は、マツタケが「菌根菌」と呼ばれるキノコだから。
生きたアカマツの根に寄生して成長する特性があり、人工栽培が難しいのです。
自然のものを収穫するとなると、どうしても出来・不出来の年があり、いつでもとれるわけではないため、価格が高くなってしまいます。
また希少価値をさらに高めているのは、独特の香りへの人気。
採取できる量に対して欲しい人が多いため、高級食材の代名詞になりました。

つぼみ・開きはどちらが上質?マツタケの選び方

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よく見かける形には、カサが開いた「開き」と閉じた状態の「つぼみ」の2種類があります。
どちらがより上質なマツタケなのでしょう。
一般的に高く市場に並ぶのは「つぼみ」ですが、味に優劣はありません。
より香りがたつのは「開き」で、すき焼き・お吸い物にすると絶品です。
「つぼみ」はコリコリとした食感が楽しめて、焼きマツタケに向いています。
見た目が美しいことから、高級料亭で好んで使用される形です。
シーン・料理方法に合わせて、お好みのほうを選びましょう。

国産マツタケの収穫時期・スケジュールの違い

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大まかに「秋の味覚」と言っても、地域によって採れる時期が違ってきます。
東北地方から中部にかけてのシーズンは『9月中旬~10月中旬』です。
地面の温度が19度以下になると生え始めると言われています。
中国地方から四国にかけてのシーズンは『10月上旬~10月下旬』と、気温が低い地域から半月遅れくらいでピークがきます。
収穫時期の1ヶ月前くらいに気温が低くじめじめした日が続くと、マツタケがよく育つと言われています。
からっとした夏らしい天気ばかりでは、国産マツタケが減ってしまいます。
うっとうしい夏の終わりの長雨も、マツタケを楽しむための必要要素。
じめじめした気候の時、秋の豊作を考えると少し楽しく乗り切れます。
輸入品もありますが、国産に比べるとどうしても風味と香りで劣ります。
2割〜3割安い値になる「豊作の年」は、国産マツタケを味わうチャンスです。
秋になると、マツタケの出来がニュースで取り上げられてきます。
豊作の年をねらい、憧れのマツタケ三昧を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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