2015年4月13日 更新

うどん発祥地「博多」のうどん、その常識と歴史について

博多と言えば「豚骨ラーメン」というイメージですが、実はラーメン店よりもうどん屋はその数を上回るんだそうです。それもそのはず、実は博多はうどん発祥の地なのです!

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日本人は麺類が大好き。お手頃価格で早くて美味しい日本のファストフードの定番です。

ラーメン、うどん、そば、ソーメン、ちゃんぽんなど。麺の太さや味付けまで入れたら種類はかなりの数になります。

その中でも今回は「うどん」の発祥“博多うどん”について。

博多と言えば「豚骨ラーメン」とよく言われます、実際ラーメン店も多いですが、うどん屋はその数を上回ります。ラーメンよりうどん派の博多人は、意外と多いのです。

博多うどんの特徴は、ズバリ「透き通った出汁」と「コシのない麺」です。関東や四国のコシのある麺を食べ慣れた方からすると、衝撃的かもしれません。お年寄りやお子さんには更に柔らかい「やわめん」も注文可能です。

出汁は、鯖節、鰹節、アゴ(とびうお)、昆布などの魚介を使って出汁をとり、薄口醤油で仕上げます。香り立つ優しい味です。

これこそが博多うどんの基本形。
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有名なチェーン店では、「薬味のネギ入れ放題」も当たり前。お店によっては、3玉まで値段が同じという店舗もあります。

定番は、「ゴボウ天うどん(博多ではゴボ天)」「まる天うどん」「肉うどん」の3つ。一緒に「いなり」もしくは「かしわごはん(おにぎり)」。注文の7~8割はこの3つで決まりではないでしょうか。

豚骨のこってり味も良いですが、毎日食べる事のできる飽きのこない味として博多では長く親しまれています。博多でまだうどんを食べた事がない方は、ゴボウ天うどんをオススメします。一度ご賞味ください。
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承天寺:
福岡市博多区博多駅前1-29-9
そんな、うどんの発祥の地として有名なのは、博多駅から徒歩で行ける距離にある「承天寺(じょうてんじ)」というお寺です。境内に「饂飩蕎麦発祥之地(うどんそばはっしょうのち)」という石碑が建っています。
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碑文をよく見ると、「うどん」「そば」だけではなく「饅頭」も発祥と記されています。

承天寺を開いたお坊さんの聖一国師(しょういちこくし)が、中国から帰国した際に製粉技術を持ち帰ったとされています。

当時のうどんは現在のうどんとは異なり、ワンタンのような形状だったと言われています。現在のうどんになったのは鎌倉時代末期で、その後江戸時代に製粉方法が向上、醤油の大量生産が可能となった為より身近な食べ物となりました。
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饂飩・蕎麦以外に御饅頭処の碑も!
博多うどんが柔らかいのは、商人の街博多の特色のひとつで、忙しい商人たちが短時間で食べられるように、ゆで置きの柔らかい麺を食べていた名残りと言われています。

博多で有名な「長浜ラーメン」も基本は極細の麺を使用していますが、これも短時間で麺が茹で上がるように細くなったと言われています。昔ながらの博多っ子は、せっかちなのです(笑)

最近では居酒屋メニューも食べられる、「うどん居酒屋」も増えてきて、今後のうどん人気に目が離せません。


今回は博多うどんについて書きましたが、「食」というのはその土地の文化が反映されているものだと思います。同じ名前の食べ物でも、土地の歴史を紐解きながら食べ歩くのも面白いかもしれませんね。
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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部