2015年6月1日 更新

きれいになれる? 根菜に秘められた不思議な力

日本食に多く含まれる根菜。根菜といっても色々な種類があり、栄養素もさまざまですが“根菜”にはきれいになれる成分がたくさん入っているって知っていますか?

キレイになれる栄養がたくさん!?

冬が旬の野菜といえば? と聞かれて思い浮かぶのは大根、ごぼう、蕪などの根っこの部分を食べる根菜類ですね。根菜には、大根やごぼうのように土の中でまっすぐに伸びる「直根タイプ」、さつまいもや里芋などの根っこの膨らんだ部分を食べる「塊茎タイプ」、そして玉葱やらっきょうのように皮がどんどんめくれる形状の「鱗茎タイプ」の3種類があります。

こうした根や茎を食用とする野菜は、秋から冬の鈍い陽の光のもとでも、土の中のミネラルやカルシウム、マグネシウムなどの栄養素をたっぷりと吸収して育ちます。そのため、体をあたためたり、胃腸の調子を整えてくれるなどの体にうれしい栄養素がぎっしりと詰まっています。
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たとえば、里芋にはうっかり箸を滑らせてしまう独特のぬめりがありますが、この正体は胃に優しくコレステロールを下げてくれるムチンという物質です。粘膜の保湿や弾力性を保つ働きもあるので美肌効果も期待できます。

そして、ごぼうには若返り効果があるといわれています。その秘密は抗酸化作用で知られるポリフェノール。ごぼうはアクが強い印象がありますが、実はこのアクにこそポリフェノールが多く含まれているのです。とくに皮にたくさん含まれているので、土の汚れはたわしでこする程度にし、水にはさらさずにそのまま調理することをおすすめします。栄養価はもちろん、ごぼう本来の風味を楽しむことができます。

また、玉葱やごぼうには天然のオリゴ糖といわれるイヌリンという栄養素が含まれています。イヌリンは腸内の良質な細菌のエサになってくれるのでお通じがよくなり、体内に溜まった老廃物の排出を促してくれるデトックス効果がおおいに期待できます。
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色々な食べ方で♪

根菜の料理といえば、筑前煮やけんちん汁などの和食が思い浮かびますが、意外にもポトフやミネストローネなどの洋食に使ってもしっくりきます。また、さつまいもやごぼうはそのままスライスしたものを揚げてチップスにしてもおいしいですし、レンコンや長芋は輪切りにして、アスパラなどの青物や白身の魚と一緒にグリルで焼き目をつけ、ガーリックソースを添えるだけでもお手軽な一品になります。

栄養豊富な根菜ですが、レシピも豊富のようですね。
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近頃、海外では日本の伝統食がブームになっていますが、日本食の特徴のひとつに根菜類をよく使用していることがあげられます。

根菜は切り方ひとつで食感が変わります。繊維を残して縦に切れば歯ごたえが残り、横に切れば芯までしっかりと柔らかくなり、味が染み込みやすくなります。そして味付け次第で何通りもの味を楽しむことができる奥の深い野菜です。また、食物繊維が多いので腹もちがよく、ダイエット食として向いていますし、色が変色しにくく作り置きができるのも利点のひとつです。

そんないいことづくしの食材だからこそ、古来より食生活に取り入れられ、異文化の人々の胃袋をも魅了するのかもしれませんね。

ごぼう茶でキレイに!健康に!

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根菜の栄養をお手軽に、かつ継続して摂取できる方法としておすすめなのがごぼう茶です。ささがきにしたごぼうをカラカラになるまで天日干しにし、フライパンで炒ってから煎じれば栄養たっぷりの自家製ごぼう茶ができあがり。五目御飯のような香ばしい風味が特徴です。色が濃い場合は胃腸を刺激しますので、お湯やお水で割って飲んでくださいね。

根菜の魅力をいくつか挙げてみましたが、いかがでしたか?ごぼうの土臭さや生姜の辛みなど、だれもが知っている根菜ならではの独特のクセや香りにこそ、美や健康へと導いてくれる不思議な効能が秘められているようです。寒くて風邪を拾いやすい冬から花粉症に悩まされる春先までは、ぜひ食卓に根菜をとり入れて健やかに過ごしましょう。



Image by 筆者/photo AC(http://www.photo-ac.com/)
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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部