2015年6月25日 更新

季節を感じる日本人だから楽しめる「ぼた餅」と「おはぎ」の話

四季を楽しむ風習のある日本と密接な関係を持っているのが和菓子です。その中でも特にお餅は季節ごとに品を変え、名を変え食べられています。

日本人とお餅

お正月のお餅が過ぎ、ひな祭りのひし餅が過ぎて次にやってくるのが、お彼岸のぼた餅です。ここで、おはぎじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、春のお彼岸に食べるのがぼた餅、秋のお彼岸に食べるのがおはぎと一般的には言うようです。最近は、どちらもおはぎと言うことが多くなりました。

では、なぜお彼岸にぼた餅・おはぎを食べるのでしょう。お彼岸は、春と秋という季節の節目にありますので、年2回あります。春分の日と秋分の日の前後3日間のそれぞれ7日間がお彼岸になり、お墓参りに行く人が多いですね。

お彼岸は、太陽が真東から上がって真西に沈むことから、西にある極楽浄土に近くなるということで、修行によい時期とされていました。つまり、極楽浄土へ自分たちから向かっていく日だったのです。亡くなったご先祖様が返ってくるお盆とは真逆の行動になりますね。でも今では、どちらもお墓参りをする日になっています。

お花の名前から

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ぼた餅・おはぎの名前は、季節の花の名前なのです。ぼた餅は牡丹の花、おはぎは萩の花からその名前が来ていると言われています。そのため春分の日を中心にしたお彼岸では、牡丹だからぼた餅を、秋分の日を中心にしたお彼岸では、萩だからおはぎを食べるようになりました。

おはぎもぼた餅も、周りが餡で赤いことから、邪気を払う赤色に由来して、食べるようになったとも言われています。
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ぼた餅、おはぎの作り方

ここで、ぼた餅・おはぎの作り方をご紹介します。ぼた餅・おはぎは、うるち米ともち米をまぜて炊いて、炊き上がったら少しつぶして小さく丸め、餡をまぶしたものです。これだけ聞くと簡単に作れそうですね。今では、お彼岸のころには、あちこちの店頭にぼた餅・おはぎが並んでいます。まぶしてあるのも餡だけでなく、きなこやゴマなど様々です。
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自分で作る場合は、うるち米ともち米を1対2の割合でまぜて、一緒に研ぎます。そのあと30分ほどおいてから、炊飯器で炊きます。例えばうるち米が1合、もち米が2合の場合は、あわせて3合ですから、3合として普通に炊けばいいわけです。炊けたあとは、すりこぎのようなもので、半尽き程度につぶしましょう。

お米で作るのはという方は、道明寺粉を利用すると電子レンジでも作れます。耐熱ボウルに水200ccと道明寺粉100gを入れて軽く混ぜ合わせ、ラップをかけて電子レンジの600Wで5分。できあがったらラップをとって、水で濡らして固く絞ったさらしやふきんなどをその上にかけて、10分くらい蒸らします。蒸らし終わったら、上白糖15gに塩少々をかけて、全体をへらでよくまぜます。あとは適当に丸めていくだけです。大体、これで、小さめのおはぎが8個から10個ほどできます。
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どちらで作っても味の決め手は実は餡です。粒あん、こしあん、きなこ、ごま等ご家族みんなが楽しめるバリエーションが作れると楽しいですね。
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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部