2015年6月25日 更新

横浜生まれの日本を育ち!激動の日本と共に育ったナポリタンの話

ナポリタンはイタリアナポリ生まれ…ではなくて、横浜生まれの日本育ち。どんな歴史があるのでしょうか…。

洋食っていう字を見ると頭に浮かぶのは、ナポリタンだと言う人は多いのではないでしょうか。少しくらい茹で過ぎでもおいしく食べられるナポリタンは、思い出したら食べずにはいられない定番スパゲティ!お弁当にも必ず入っていたような気がします。

ナポリタンはどこで生まれたのでしょうか

そんなナポリタンは、実なイタリアのナポリではなく日本の横浜で生まれた料理です。山下町にある映画やドラマで有名なあのホテルニューグランドで出されたのが初めてだとか。

今もホテルの1階にあるコーヒーハウス ザ・カフェで食べることができます。ザ・カフェからは他にもドリアやプリンアラモードが生まれました。

ナポリタンの特徴は、少し柔らかめな太めのパスタにハムが具材に入っていて、ケチャップの味付けですが、ザ・カフェのナポリタンは、ボンレスハムとマッシュルームが具材ではいっているのですが、味付けはケチャップではなく、特製のトマトソースです。にんにくと玉ねぎ、生のトマトをじっくり煮込んで作られています。仕上げはもちろんパセリのみじん切りですね。粉チーズを自分でかけて食べるのがおいしいのは、どこも一緒です。

物資不足の時にあったケチャップとパスタで

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ナポリタンが生まれるきっかけとなったのは、ダグラス・マッカーサーだと言われています。さすがに歴史の古いホテルだけであって、ダグラス・マッカーサーが出てくるあたりはすごいですね。

当時ホテルニューグランドは、連合国軍最高司令官総司令部として使われていました。当然ダグラス・マッカーサーもそこで食事をします。その際、マッカーサーがハンバーガーをリクエストしたのですが、戦後の物資不足でハンバーガーが作れるわけがなく、物資として届いていたパスタとケチャップで作ったのが、ナポリタンです。

このレシピは、アメリカの兵隊さんたちが、パスタにケチャップをかけているのを見て、レシピにおこし、メニューとしました。ケチャップはあまりに一般的だったので、ホテルとしての威厳をだすために独自のトマトソースにしたようです。

ですから最初は、ケチャップではなくトマトソースでした。それが、ケチャップに変わっていったのは、洋食の老舗センターグリルのナポリタンからだと言われています。

センターグリルは、ザ・カフェの初代料理長サリー・ワイルが経営するホテルセンターホテルから生まれたレストランです。センターホテルは、ホテルニューグランドのすぐそばにありました。サリー・ワイルが経営していたこともあり、ここでもナポリタンはメニューに並んでいました。

今も愛される、激動の日本を過ごしてきたナポリタン

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センターグリルのナポリタンは、ケチャップで作られていて、ケチャップがたっぷりとしかり絡んでいるのがおいしさの秘密です。具材は、玉ねぎ、マッシュルーム、そしてピーマンです。これにケチャップを入れて炒め、パセリのみじん切りとチーズがかかった状態でお客さんのテーブルに出されます。

センターグリルは、一般の人たちがやってくるレストランです。だからこそ、トマトソースではなく、ケチャップを使って独自の味をだしているのです。その後、喫茶店がブームになっていろいろなナポリタンが誕生しました。なんといっても、喫茶店の軽食と言えば、ナポリタンかサンドイッチですよね。

この頃になると人々も豊かになり、物資も安定してきたので、ナポリタンの具材も多くなり色もキレイになっていったようです。
日本で生まれたナポリタンは、日本の激動の歴史をともに過ごしてきたのですね。ほかにも日本生まれのメニューはたくさんありそうですね。そして、それぞれに歴史をもって生まれてきているのでしょうね。
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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部