アメリカンウイスキーって?
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アメリカンウイスキーの代表といえば「バーボン」です。よく耳にするウイスキーですね。とはいえ、アメリカで作られているウイスキー全てが、バーボンという訳ではありません。
原料の50%以上がトウモロコシのものを「バーボンウイスキー」、80%以上になり製法も変わると「コーンウイスキー」と呼ばれます。他にも、ライ麦が50%以上のものは「ライウイスキー」です。
バーボンウイスキー、コーンウイスキー、ライウイスキーとは別の蒸留酒をブレンドした「ブレンデッドウイスキー」という種類もあります。
原料の50%以上がトウモロコシのものを「バーボンウイスキー」、80%以上になり製法も変わると「コーンウイスキー」と呼ばれます。他にも、ライ麦が50%以上のものは「ライウイスキー」です。
バーボンウイスキー、コーンウイスキー、ライウイスキーとは別の蒸留酒をブレンドした「ブレンデッドウイスキー」という種類もあります。
バーボンの由来
そもそも「バーボン」の語源はフランスのブルボン王朝に由来するものなのです。何故フランスなの?と思いませんか?フランスはウイスキーの産地ではないのに…。
この名前の由来は、アメリカ独立戦争までさかのぼります。
独立戦争の際にアメリカに味方したフランスの功績をたたえ、ブルボン王朝のブルボンを英語読みにした「バーボン郡」がケンタッキー州に作られました。バーボン郡でウイスキー作りが盛んだった為、バーボンがウイスキーの代名詞になったと言われています。バーボンの80%以上が、ケンタッキー州で生産されているのも頷けますね。
この名前の由来は、アメリカ独立戦争までさかのぼります。
独立戦争の際にアメリカに味方したフランスの功績をたたえ、ブルボン王朝のブルボンを英語読みにした「バーボン郡」がケンタッキー州に作られました。バーボン郡でウイスキー作りが盛んだった為、バーボンがウイスキーの代名詞になったと言われています。バーボンの80%以上が、ケンタッキー州で生産されているのも頷けますね。
では、アメリカンウイスキーのタイプをご紹介します。
【バーボンウイスキー】
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原料の50%以上がトウモロコシで、アルコール度数80度以下で蒸留し、内側を焦がしたオーク樽で2年以上熟成させたウイスキーです。香ばしくて、くせがあるのが特徴。
また、蒸留させたバーボンをサトウカエデの木炭でろ過してからオーク樽で熟成させたものは「テネシーウイスキー」と呼ばれています。バーボンと比べると、すっきりとした味わいが特徴です。
◆有名な銘柄
・EARLY TIMES(アーリータイムズ)
・FOUR ROSES(フォアローゼズ)
・JIM BEAM(ジムビーム)
・WILD TURKEY(ワイルドターキー)など
また、蒸留させたバーボンをサトウカエデの木炭でろ過してからオーク樽で熟成させたものは「テネシーウイスキー」と呼ばれています。バーボンと比べると、すっきりとした味わいが特徴です。
◆有名な銘柄
・EARLY TIMES(アーリータイムズ)
・FOUR ROSES(フォアローゼズ)
・JIM BEAM(ジムビーム)
・WILD TURKEY(ワイルドターキー)など
【コーンウイスキー】
原料の80%以上がトウモロシで、アルコール度数80度以下で蒸留し、再使用のオーク樽、もしくは内側を焦がしていないオーク樽で2年以上熟成させたウイスキーです。バーボンよりも優しい風味と甘みがあるのが特徴です。
【ライウイスキー】
原料の50%以上がライ麦で、アルコール度数80度以下で蒸留し、内側を焦がしたオーク樽で2年以上熟成させたウイスキーです。バーボンよりも深いコクをもつ味わいが特徴。
【ブレンデッドウイスキー】
先に書いた、バーボン・コーン・ライウイスキーを20%以上使用し、熟成年数が短いウイスキーやスピリッツなど他の蒸留酒をブレンドしたウイスキーです。軽い口当たりが特徴。