2015年6月29日 更新

新茶は天然の健康飲料!旬の旨みが持つ効果とは?

香り豊かでほのかな甘みがある新茶。身体にも嬉しい成分が沢山含まれてるって知ってましたか?効能や、美味しい淹れ方をご紹介!

そもそも新茶とは?

たなべゆみこ (8620)

木々に若葉が芽吹く季節になると、お店には新茶が出回りはじめますね。新茶とは、その年の一番はじめの新芽を摘みとって作られた一番茶のことです。

とくに立春から数えて八十八日目ごろ(だいたい五月の2日前後)に摘まれたものは最もおいしく、「八十八夜摘み新茶」と呼ばれて珍重されています。新茶はおいしいだけでなく、たくさんの栄養が含まれているんですよ。

天然の健康飲料!老化防止や癌予防にも効果的!

すいきょう (8621)

新茶は濃厚な香りとほんのりと甘みがあるのが特徴です。

これは、渋味であるタンニンが少なく、テアニンという旨み成分が多く含まれているためです。テアニンはアミノ酸の一種でリラックス効果があり、青葉アルコールや青葉アルデヒドと呼ばれる香りの成分とともに興奮や緊張を解いてほっとさせてくれます。

二番茶、三番茶になるにつれて、テアニンは減少し、タンニンが多くなっていきます。ちなみに二番茶とは一般的に煎茶のこと、三番や四番茶は番茶のことをさします。
渋味であるタンニンにも栄養はたくさん含まれています。タンニンの一種であるカテキンには、抗菌、抗ウィルス作用のほか、老化や癌の原因となる活性酸素を除去してくれる抗酸化作用があります。

また、フラボノイドという成分とともに、虫歯の予防をしてくれます。お茶は食後の一服には最適な飲み物といえますね。

風邪予防のために、うがいをするのも効果があるそうです。

そしてビタミン類も豊富で美肌効果や老化防止にも役立ちます。とくに日本茶に含まれているビタミンCは熱に強くあたたかいお茶でも効果が発揮されるのだそうですよ。まさに天然の健康飲料ですね。

新茶をおいしく淹れるコツ

Norio NAKAYAMA (8622)

新茶をおいしく淹れるにはコツがあります。

おいしさを最大限に引きだすためには、ミネラルが少ない軟水が向いています。水道水を使用する場合は、沸騰させたあと、さらに三分ほど煮立ててカルキ臭を飛ばしましょう。

新茶の適温は七十度から八十度です。高すぎると渋味や苦味が強く出てまろやかな風味がそこなわれ、また、低すぎてもよい香りが出ません。

さらに茶葉は少し多めにし、抽出時間は約四十から六十秒と、ふつうの煎茶よりも短くします。急須に残っているお茶は最後の一滴まで注ぎきります。その一滴に新茶の旨みが凝縮されているのだそうです。

淹れ方ひとつで、味はずいぶん変わるのですね。

最後に

Norio NAKAYAMA (8623)

最近は昔よりも飲み物が豊富なため、急須で茶葉から淹れた緑茶があまり飲まれなくなりました。とくに若者は、緑茶といえば手軽なペットボトルから飲むケースが多い傾向にあるそうです。

ペットボトルのお茶もたしかにおいしく飲めますが、急須からいれるお茶も奥深い味わいがあります。旬の栄養たっぷりの新茶で、季節を味わいながら気分をリフレッシュさせてはいかがでしょうか。


thumbnail pictures by Nishihama/Shutterstock.com
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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部