2015年7月13日 更新

ショートケーキも日本生まれ?老舗菓子店の創始者が生み出した洋菓子

ケーキ屋さんのショーケースには、必ず入っているイチゴのショートケーキ。イチゴと生クリームのバランスが絶妙なショートケーキは、大人にも子供にも一番人気のケーキです。

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ふわふわのスポンジ生地に、生クリームとイチゴでデコレーションしたショートケーキは、日本で生まれたケーキです。もともとアメリカにもショートケーキなるものがありましたが、それは、クッキー生地に生クリームとイチゴがのっているもので、サクサク感を楽しむものです。「ショート」というのは、カリカリ、サクサクしているという意味なのです。また、ショートニングを使っているということもあり、ショートケーキという名前がついたそうですよ。

日本のやわらかくフワフワなショートケーキは、どうやって生まれたのでしょうか。よく言われているのが、アメリカで洋菓子の研究をした藤井林右衛門がアメリカのレシピをベースに日本人向けにアレンジしたというものです。藤井林右衛門は、あの不二家の創始者です。藤井林右衛門は、サクサク感の生地ではなく、ふわふわしっとりの生地を使うことで日本人向けにしました。不二家の店頭の中央にショートケーキが並んでいるのもわかりますね。
また、一方では、昭和の初めから10年前後に、フランスで修業を終えて帰国した門倉國輝が、試行錯誤の上に日本人向けのケーキを作り出したのが始まりとも言われています。門倉國輝は、洋菓子業界初の宮内庁御用達になったあのコロンバンの創業者です。フランス菓子の流れをくんだショートケーキは、門倉國輝のもつ技術と経験をベースに作り上げられたと言われています。フランスにもフレジエというショートケーキに似たケーキがあります。ジエは、スポンジの間にバタークリームとカスタードクリームを合わせたクリームとイチゴを挟んだケーキです。門倉國輝は、このクリームを生クリームにすることで日本人向けにアレンジしました。
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それぞれが発祥と言われるショートケーキも、ベースになる技術と知識、そして、日本人への思いがあって、生まれたものだと考えるとおもしろいですね。

ショートケーキに使われるスポンジケーキの素となっているカステラも、デコレートに使われるイチゴも、ともにオランダから江戸末期に伝えられたことを考えると、両方のパーツがうまくはまったのが、日本のショートケーキと言えそうですね。


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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部