2015年6月15日 更新

そろそろワインをはじめてみませんか?vol.5

ワインを選ぶ時、どうやって選べばいいのか…?そんな疑問にお答えします!

白葡萄品種のご説明の際、甲州はO.I.V(葡萄・ワイン国際機構)に葡萄品種として登録されたお話をしましたね。
認められるとどうなるのか…
O.I.V.に登録されたことにより、EUへ輸出するワインラベルに「Koshu」と記載されるようになります。
2013年に登録されたマスカット・ベリーAは「Muscat Bailey A」と記載されます。
日本での表記は「ベリーA」から「ベーリーA」に統一されるそうです。
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赤ワインを造る葡萄は「黒葡萄品種」です。
上記の写真はボージョレを造る、ガメイ(Gamay)という葡萄品種です。
Flickr,by mynameisharsha (5860)

by mynameisharsha
白葡萄品種、黒葡萄品種の他に「赤葡萄品種」もあります。
みなさんがご存知な「赤葡萄品種」は「デラウエア」や「甲斐路」ではないでしょうか?!

デラウエアで造られたワインもあるんですよ!
果実味の豊かな甘めのワインで、私は接着剤のような特有の香りを感じます。

黒葡萄品種★ピノ・ノワール(Pinot Noir)

では、代表的な「黒葡萄品種」をご説明していきます。
Flickr, by jamesfischer (5864)

果粒は小さめです。
青みを帯びた黒色で、深い紫のような色をしています。
果皮は薄く、果汁の色も薄いです。
カビに弱く生産性が低い為、栽培が難しい繊細な葡萄品種です。

ピノ(pinot)という名は、松ぼっくり(pin)のように、小粒の果実がびっしりと実る様子が似ているから付いたと言われています。

フランス(ブルゴーニュ、シャンパーニュ)ドイツ、イタリア北部、スイス、アメリカ(カリフォルニア、オレゴン)オーストラリア、ニュージーランド、チリが主な栽培地です。

淡い色調で香りが豊かなワインになります。
ラズベリー、チェリーのような赤い果実の香りがしますが、熟成により紅茶や枯葉のような香りに変わっていきます。

冷涼な土地では、すっと延びていくような酸味があり、とても豊かな香りで明るい色調をしたワインになります。
温暖な土地では、赤黒く甘味の強い果実の香りと軽いタンニンを感じ、果実味が全面に出たワインになります。
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ピノ・ノワールは他の葡萄と混醸されることはほとんどありませんが、稀な例に
「Bourgogne Passe-tout-grains(ブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン)」があります。

ピノ・ノワールとガメイ(Gamay) の2つの品種の葡萄果汁(ワインを2つ合わせるのではない)を混醸して造られます。
ブルゴーニュ全域で栽培されている葡萄から造られ、ピノ・ノワールの割合は1/3以下であってはならないという規定があります。

赤い果実のニュアンスが広がっていき、軽い味わいで果実味豊かなワインです。

★カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)

Flickr,by bigbirdz (5869)

ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・フランの自然交配のより生まれました。
温暖な気候を好み、収穫までの期間が長く収穫量が少ない葡萄品種です。

果粒は小から中くらいの大きさで、青みを帯びた黒色をしています。
果皮が厚く色調の濃いワインとなり、ワインが若い時は紫の色調が強く出ます。

フランス(ボルドー、南西、ロワール地方アンジュ地区、ラングドック、プロヴァンス)、ブルガリア、ルーマニア、チリ、アルゼンチン、カリフォルニア、オーストラリアなど多くの国で栽培されています。

滞在的にミントやメントールの香りを持っているといわれていますが、冷涼な土地はこのミントの香りが強く出て爽やかな味わいになります。
温暖な土地はベリーの香りが強くなり厚みがある味わいになります。
私は「ほおずき」のような香りを感じることが多いです。

タンニンを多く含み、長期熟成タイプの骨格のしっかりしたワインとなります。
カベルネ・ソーヴィニヨンで造られたワインの本当の姿は、長期熟成されてから出会うことができます。

若い頃はガッチガチの硬さとザラつくような渋さがあるのですが、ゆっくりと熟成するにつれて舌を滑るような渋みに変わっていきます。
酸味とタンニンが強いので色調の変化はゆっくりと進み、黒みを帯びていたガーネットがオレンジ色を帯びたガーネットに変化していきます。

カベルネ・ソーヴィニヨンはメルローと混醸されることが多い葡萄品種です。
味わいが理由というより、ワインの品質を維持していく為に行われてきたことです。

カベルネ・ソーヴィニヨンは温暖な気候と水はけの良い土地を好み、メルローは冷涼な気候と保湿性の高い土地を好みます。

温暖で雨の少ない年にはカベルネ・ソーヴィニヨンを中心とし、冷涼で雨の多い年にはメルローを多めに混ぜるなど、工夫を凝らしてワインが造れらてきました。
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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部