アイロンをかける前に確認!変更後の洗濯表示に注意
当て布をしないでアイロンをかけたら表面がテカってしまったり、高温でアイロンをかけて生地が変色してしまったことはありませんか?できるだけ生地を傷めずに洋服を長持ちさせたいなら、きちんと洗濯表示の指示に従って作業をするのはマストです。しかし、2016年12月から洗濯表示の図柄が変更になってしまい、以前であればアイロンの下に波線が表記されていたので「アイロンをかけるときは当て布が必要なんだな」と判断できたのですが、新しい図柄では当て布をした方がいいのかどうか分からない表示になってしまいました。そんなときは使われている素材を確認してみてください。
【当て布が必要な素材】
●ウール、カシミヤ、シルクなどの高級素材
●ポリエステル、レーヨンなどの化繊
●黒い衣類、Tシャツのプリント類
●素材感のある衣類
【当て布が必要な素材】
●ウール、カシミヤ、シルクなどの高級素材
●ポリエステル、レーヨンなどの化繊
●黒い衣類、Tシャツのプリント類
●素材感のある衣類
アイロンの通り道を見つけてシワやヨレを防ぐ
布は縦糸と横糸を交差させることでできているので、引っ張ったときに「伸びにくい方向」と「伸びやすい方向」があります。横、斜めに引っ張ると生地は伸びしてしまい、そのままアイロンをかけると、生地自体が縮もうとする力が働いてヨレたり変なシワができてしまいます。アイロンが通る道は「伸びにくい方向」である縦糸に沿ってゆっくり手を動かします。アイロンを何度も往復させたり細かく動かすと余計なシワを作ってしまう原因になるので、できるだけ少ない回数でアイロンをかけるのがシワをつくらないコツでもあります。
また、少し湿った状態でアイロンをかけるとスムーズにシワが取れるので、シャツなどの綿素材で当て布の必要がない衣類は、脱水した後、干さずにそのままアイロンをかけてしまってもOKです。どうしても一度は外に干したいという人は、霧吹きやスムーザーなどを使って湿らせましょう。
また、少し湿った状態でアイロンをかけるとスムーズにシワが取れるので、シャツなどの綿素材で当て布の必要がない衣類は、脱水した後、干さずにそのままアイロンをかけてしまってもOKです。どうしても一度は外に干したいという人は、霧吹きやスムーザーなどを使って湿らせましょう。
アイロンをかけた後までしっかり見届けて
セーターなどの起毛素材のシワを取りたい場合はスチーム機能を使います。スチームアイロンをかけるときは、生地に直接アイロンを当てず、生地から少し浮かせてスチームを当てるのがコツです。ここで覚えておきたいのは、ニット類のシワをとるということは、生地を縮めていることにもなります。あまり当てすぎると繊維がギュっと縮んでしまうので気をつけましょう。
逆に、首が伸びたセーターなどにもスチームアイロンを使えば元に戻ることがあるので試してみてください。スカートのプリーツやズボンに折り目をつけたいときもスチーム機能は有効です。
アイロンをかけた直後の衣類は温かくなっていますが、そのままたたんでしまうと折りじわがついてしまうので、シャツ類はハンガーなどにかけて冷まし、セーターは熱が冷めるまでそのまま放置しましょう。
逆に、首が伸びたセーターなどにもスチームアイロンを使えば元に戻ることがあるので試してみてください。スカートのプリーツやズボンに折り目をつけたいときもスチーム機能は有効です。
アイロンをかけた直後の衣類は温かくなっていますが、そのままたたんでしまうと折りじわがついてしまうので、シャツ類はハンガーなどにかけて冷まし、セーターは熱が冷めるまでそのまま放置しましょう。
アイロンをかけるときは両手を使って左右持ち替えるのもコツの一つ。片手でシワをピンと伸ばしながら、もう片方の手でアイロンをかけていきます。両手を使えば衣類の向きを変える必要がないのでスピードアップになります。アイロンは両手使いで頑張ってみましょう!
thumbnail picture by Slawomir Fajer/Shutterstock
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