ホットワイン、飲んでいますか?
この数年流行っているホットワインですが、なんとローマ時代から飲まれていたってご存知でしたか?ブドウでお酒を造る習慣のある国々では自然に温めても飲むようになりますね。現代のヨーロッパでは、ハロウィーン、クリスマスの頃から厳しい寒さの冬中楽しめる飲物として定着しています。凍えるような日に訪ねてくれた友達に、水滴のついたグラスでジントニックなんて出しませんものね。耐熱グラスに注がれた湯気の立つ甘いホットワインで身も心も温まるというのがヨーロッパ流です。
どういう材料でできているの?
外ではよく飲むけれど家で作れるのかしらと思っている人もいるでしょうか。赤ワインとフルーツとスパイスとお砂糖があればすぐにできます。ワインは決して高価なものでなくてかまいません。どちらかというと手ごろな値段のもので十分ですよ。決まりのスパイスはシナモン、クローブ、ナツメグ、カルダモンに生姜だけ。スパイスは、普段使わないと何年でも戸棚で場所を取ることになりますが、ホットワインを作るようになればそれも解消できて一石二鳥ですね。
いろんなレシピがあり目移りしますけど、鍋に入れて火にかけ、砂糖が煮溶ければ火から下ろして少し待つというのは共通しています。それと、柑橘系のフルーツを必ず入れるということ。味に深みが出て美味しくなるのです。
いろんなレシピがあり目移りしますけど、鍋に入れて火にかけ、砂糖が煮溶ければ火から下ろして少し待つというのは共通しています。それと、柑橘系のフルーツを必ず入れるということ。味に深みが出て美味しくなるのです。
もともとは薬だったホットワイン
ローマ時代から存在していたホットワイン。中世には僧院で作られていました。ハーブやスパイスの知識を生かして、病気の予防と治療に役立てていたのですね。ワインを温め、ハーブやスパイスを入れるというシンプルに見える飲み物に、薬としての力が宿っていることがすでに知られていたのが素晴らしいです。
赤ワインには炎症を抑え、抗がん作用があり、、老化を防ぐ働きをするポリフェノールが豊富に含まれています。また、タンニンも多く、風邪やインフルエンザをやっつける働きをします。アルコール自体が体温を上げて血行を良くしてくれるのに、シナモンやクローブが、入り込んできたばい菌を退治してくれるのですね。その上、レモンと蜂蜜は殺菌効果があり、呼吸器の炎症など和らげてくれます。
ホットワインは家庭でも鍋で煮て作りますが、1人分をさっと飲みたい時には電子レンジでマグカップ1杯分作ることをおすすめします。引き始めの風邪なら目覚めた頃には治っているでしょうし、しっかり引いてしまったような時も二晩続ければ治っていることが多いです。
赤ワインには炎症を抑え、抗がん作用があり、、老化を防ぐ働きをするポリフェノールが豊富に含まれています。また、タンニンも多く、風邪やインフルエンザをやっつける働きをします。アルコール自体が体温を上げて血行を良くしてくれるのに、シナモンやクローブが、入り込んできたばい菌を退治してくれるのですね。その上、レモンと蜂蜜は殺菌効果があり、呼吸器の炎症など和らげてくれます。
ホットワインは家庭でも鍋で煮て作りますが、1人分をさっと飲みたい時には電子レンジでマグカップ1杯分作ることをおすすめします。引き始めの風邪なら目覚めた頃には治っているでしょうし、しっかり引いてしまったような時も二晩続ければ治っていることが多いです。
冬だからこそ飲みたいホットワイン
昔、まだワインの質もひどく、衛生状態が悪かった時代に生まれたホットワイン。いつ飲んでも身体によい飲み物ですが、やはり寒くなった方が飲みやすいです。1週間ぐらい冷蔵しておける上、味も安定してくるので自家製をおすすめします。
thumbnail pictures by Anna Bogush /Shutterstock.com
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