2016年11月4日 更新

「仙台味噌」は長寿食! 伊達政宗が愛したご当地味噌の秘密とは?

日本で初めての味噌工場をつくったのが仙台藩初代藩主、伊達政宗公だったことはご存知ですか?生涯、メタボとは無縁の健康体だった伊達政宗の秘密は、どうやら仙台味噌にありそうなんです!

主に関東から東北、日本海側の多くで作られているのが米麹を使った「米味噌」です。京都の白味噌も米味噌にあたります。発酵や熟成の仕方、期間などの影響によって、それぞれの色に仕上がります。

実は、長期熟成タイプの味噌は「胃がん」の抑制効果があるというラットの研究結果があります。元々、高血圧やがん、生活習慣病を持つ人には、塩分濃度の高い味噌汁はあまりよくないといわれていました。しかし、たんぱく質と塩分を一緒に摂ることで、血圧も上昇しにくくなることが判明したのです!ラットでの実験ではありますが、動物実験で一定の効果が得られたのは大きな成果です。

伊達政宗公はメタボとは無縁の健康体だった!

Ilya D. Gridnev/Shutterstock (28938)

戦国時代、「人生50年」といわれるほど短かった男性の寿命。そんな中、伊達政宗はなんと当時で言えば長寿とも言われる72歳まで生きた人物です。その健康に一役買ったのが「仙台味噌」だったのではないかという説があります。

味噌は抗酸化作用が強く、また精を鍛えてくれる食べ物として、当時の名だたる戦国武将に愛用されていました。伊達政宗も例外ではありません。兵糧として、米に次いで重宝されていた味噌。城下に「御味噌蔵(おえんそぐら)」という、今でいう味噌工場を初めて作ったのも伊達政宗なのです。

実はこの頃から、味噌と干し大根などの具を干し固めたものを携帯し、お湯で煮戻して食べるという、いわば「インスタント」の味噌汁も開発していたというから驚きですね。

他の味噌とは少し違う?受け継がれる伝統のレシピ

bonchan/Shutterstock (28940)

味噌をご家庭で作ったことがある人ならわかると思いますが、多くは煮た大豆を使って作りますよね。仙台味噌は、そのはじめの工程から違います。

洗った大豆を水に漬けて、たっぷりと水分を含ませます。水分を含んだ豆は煮てしまうと、水溶性の成分であるイソフラボンが溶け出してしまいます。そこで、釜を使って一気に強く蒸しあげるのです!そうすることで、イソフラボンの栄養素が大豆の中に閉じ込められたままの、栄養たっぷりの仙台味噌に仕上がります。

仙台味噌は長期熟成タイプの辛口赤味噌。四季を通して変化することのない、良質な仙台味噌造りに関するレシピは、江戸時代から既に確立していたのです。

仙台味噌の特徴は「辛口赤味噌」

yasuhiro amano/Shutterstock (28941)

主に関東から東北、日本海側の多くで作られているのが米麹を使った「米味噌」です。京都の白味噌も米味噌にあたります。発酵や熟成の仕方、期間などの影響によって、それぞれの色に仕上がります。

実は、長期熟成タイプの味噌は「胃がん」の抑制効果があるというラットの研究結果があります。元々、高血圧やがん、生活習慣病を持つ人には、塩分濃度の高い味噌汁はあまりよくないといわれていました。しかし、たんぱく質と塩分を一緒に摂ることで、血圧も上昇しにくくなることが判明したのです!ラットでの実験ではありますが、動物実験で一定の効果が得られたのは大きな成果です。
歴史と伝統で今日まで受け継がれてきた仙台味噌。昔は兵糧として活躍を遂げ、現代でも日本人の食生活を支えてくれています。仙台へ旅行を考えているなら、仙台味噌を味わえるホテルや旅館を探してみるのも一興ですよ。



thumbnail picture by deeepblue/Shutterstock
11 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

牛タンだけじゃない! 江戸時代から続く「仙台駄菓子」の素朴でほろ甘い歴史

牛タンや笹かまの影に隠れて、あまりその存在を知られていない「仙台駄菓子」はご存知ですか?江戸時代から脈々と受け継がれている、伝統的で素朴な仙台駄菓子の歴史について触れてみましょう。

牛たんや笹かまだけじゃない!まだまだある宮城県のオススメお土産

宮城県のお土産と聞いて思い付く、牛タンや笹かま、萩の月…どれもこれも美味しいのでついつい手が出ちゃいますよね。でも、他にもおいしいお土産はたくさんあるんです!隠れた名品をチェックしてみましょう♪

キーワード

ライター

ビデリシャス・ジュニアライター ビデリシャス・ジュニアライター