せりを食べるのは七草がゆだけ?
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」でお馴染みの七草。七草に使われる野菜はいずれも普段は注目されるような野菜ではないので、あんまり食べる機会がないですよね。でも、近年「せり」がブームになりつつあるのはご存知ですか?
これまで注目されることもなく、脇役にすらいなかった「せり」がブームになっている理由の一つに、2016年版のトレンド鍋に「草鍋」がピックアップされたことにあります。熟成肉やジビエなどの肉ブームの裏で、野菜がたっぷり食べられるヘルシーさ、そしてあっさりとした食べやすさに人気が集中したようですよ。
これまで注目されることもなく、脇役にすらいなかった「せり」がブームになっている理由の一つに、2016年版のトレンド鍋に「草鍋」がピックアップされたことにあります。熟成肉やジビエなどの肉ブームの裏で、野菜がたっぷり食べられるヘルシーさ、そしてあっさりとした食べやすさに人気が集中したようですよ。
鍋だけじゃない「パクチー」ブームも一役買っていた!
2016年最も注目された野菜の一つが「パクチー」ではないでしょうか。実はパクチーも「せり」の一つなんです。独特の香りなので苦手な人も多いと思いますが、一度ハマると好物になってしまう人も少なくありません。パクチー料理の専門店でのブームをきっかけに、自宅でも楽しめるパクチー鍋も話題になりましたよね。
ちなみに「パクチー」はタイ語で、英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」。では日本語ではなんていうかご存知ですか?パクチーの和名は「コエンドロ」。日本料理には馴染みが薄く、エスニック料理がブームの発端となったことから、日本でも「パクチー」と言いますが、乾燥させた果実は「コリアンダー」と分けて呼んでいます。
ちなみに「パクチー」はタイ語で、英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」。では日本語ではなんていうかご存知ですか?パクチーの和名は「コエンドロ」。日本料理には馴染みが薄く、エスニック料理がブームの発端となったことから、日本でも「パクチー」と言いますが、乾燥させた果実は「コリアンダー」と分けて呼んでいます。
きりたんぽだけじゃもったいない!「せり鍋」レシピ
これまで、せりを使うお鍋といえば「きりたんぽ」が有名でしたが、草鍋ブームの到来により、「仙台せり鍋」も注目されるようになったのです。作り方はいたって簡単。定番の「鶏ベースの出汁」に鶏肉とたっぷりのせりを入れるだけ!えのきやお豆腐、人参、ゴボウなど、好きな具材を入れればOKなんです。
せりは5分くらい煮込めば食べられます。根の方から入れて、おかわりするごとに葉の方を入れていくのがコツ。 〆にご飯はもちろん、中にはお餅を入れるというご家庭もあるそうです。卵でとじていただきましょう♪
せりは5分くらい煮込めば食べられます。根の方から入れて、おかわりするごとに葉の方を入れていくのがコツ。 〆にご飯はもちろん、中にはお餅を入れるというご家庭もあるそうです。卵でとじていただきましょう♪
ちなみに、「草鍋」というのは青野菜がたっぷり入ったお鍋のことで、特に野菜の種類は限定されていません。でも、春の七草は万病を防ぐと言われていますよね。食物繊維でお腹スッキリ効果も見込めます。ついつい食べ過ぎてしまう年末の鍋料理に「せり鍋」もチャレンジしてみましょう!
Thumbnail picture by Jiang Zhongyan/Shutterstock
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