えびとレモンは毒素を発生させるリスクがある
エビフライに必ずついてくるレモンスライス。タルタルソースを作るときにも使います。レモン・エビは相性がいい組み合わせですが、食べ合わせに注意が必要。えびの中に入っている銅がレモンのビタミンCとあわさると、毒素が発生するリスクがあります。一緒に食べたらすぐに身体に悪い影響がでるというわけではないものの、長期的に食べる場合は気をつけます。あってもなくても変わらないという方は、かけないのが正解かも。「うなぎと梅を一緒に食べてはいけない」というような言い伝え的なものではありますが、念のために覚えておきましょう。
ビタミンC豊富なトマトと食べ合わせも注意
同じくビタミンCがたっぷりのトマトにも要注意。シーフードサラダを作るときには、トマトを入れないのが正解です。他にビタミンCが多い野菜をあげるとパプリカ・芽キャベツ・ブロッコリー・モロヘイヤなど。エビとブロッコリーはありがちな組み合わせなので気をつけます。エビとトマトはパスタによくある組み合わせ。トマトクリームのパスタにえびが使われていることがあります。加熱する過程でビタミンの多くが失われるため、即座にアレルギーを起こすようなことはありません。過剰に心配する必要はありませんが、覚えておくと安心です。身体に良いと思って野菜をとったのに、マイナス影響が多いようでは残念。自宅でサラダやパスタを作るときには気をつけましょう。
エビアレルギーかもと思ったら病院へ行こう
食べ合わせに関係なく息が苦しくなったり発疹が出たり。アレルギーが疑われる場合は、病院で検査を受けます。いろいろなアレルゲンが疑われる中で「エビ」が引き金になっていることを確かめます。アレルギーの診断を受けたら、エビ料理を避けること。ひどい場合は、触るだけでも反応がでることがあります。疲れがたまっている時には、症状が悪化することがあります。普段からストレスをためず、ゆっくりした気持ちで過ごすこと。いつもは全く症状がなくてもある日突然発症することがあります。予防法がない以上、症状がでたときに正しい対応をとるより他ありません。食べ合わせと同じように心に停めておきましょう。
エビが大好きな人が急にアレルギーを発症する例もあります。大好きなものを我慢するのはつらいものがありますが、身体のため。アレルギーが分かったらなるべくエビを避けるのが鉄則です。野菜・レモンとの組み合わせがお気に入りという方も慎重になるべき。健康より大事なものはないと考えて、上手にエビとおつきあいしてください。
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