2016年11月11日 更新

日本生まれの洋食? ハヤシライス・ハッシュドビーフ・ビーフシチューの違いって何?

牛肉や玉ねぎが入った茶褐色のルーと、濃厚なデミグラスソースの味。どれも似ているようで少しずつ違うような、でも同じような…と、迷ってしまうのがこの3つだと思います。具体的には何が違うのでしょうか。あなたは分かりますか?

ハヤシライスとハッシュドビーフは同じ!?

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実は、ハッシュドビーフとハヤシライスに関しては具体的な違いはないとされています。ただ、これらのルーを販売している大手メーカーでは、「一般的には、ドミグラスソースをベースにした大人向けの味を“ハッシュドビーフ”、トマトソースやトマトケチャップなどをベースにした大人から子供まで親しみやすい味を“ハヤシライスソース”」と説明しています。

ハッシュドビーフのレシピを見ると、やはりトマトを使っていることが多いのですが、トマトの割合が多い方を「ハヤシライス」とするのが一般的なようです。

また、ハッシュドビーフはシチューとしてそのまま食べることが多いのに比べ、ハヤシライスはご飯にかけて食べるものとすることから、「ご飯にかけるか、かけないか」で定義することもあります。

欧米で食べられる「ハッシュ」のこと

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欧米にもハッシュという料理があります。これは日本のハッシュドビーフとは全く異なるもの。ファストフードにある「マッシュポテト」のような形にしたり、さいの目にカットしたポテトと細切りにした牛肉をスパイスで味付けをして炒め焼きにし、お皿に盛ってからソースやケチャップをかけて食べるものです。牛肉よりも使いやすいコンビーフを使うこともあり、これは「コンビーフハッシュ」とも呼ばれる料理になります。

もともと、ハッシュ(Hash)とはフランス語で「細切れ、刻む」というアシェ(Hacher)に由来しています。国が違えば食べるものも全く異なります。旅行に行って本場のハッシュドビーフを食べようと注文したら全く違うものが出てきた!?なんてこともありそうなので気を付けてくださいね。

ビーフシチューも日本料理だった!

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ビーフシチューは、簡単に言ってしまうと、野菜の切り方と加熱時間が違うだけで、他の2つと使っている材料はほぼ同じです。

ビーフシチューは、ハッシュドビーフとは違い、ゴロゴロと大きな角切りにしたお肉、乱切りの野菜たちを香味野菜と一緒に炒めて、トマトソース、ドミグラスソースで味付けをした「煮込み料理」です。どちらかというと「カレー」のようなイメージですね。

ハッシュドビーフやハヤシライスは、野菜を細かく切ってから炒めているので火の通りが早く、ソースを絡めて5分程度加熱すれば出来上がりですが、ビーフシチューはお肉と野菜が柔らかくなるまでじっくり煮込んで作る料理なのです。
ちなみに、似た料理のもう一つに「ビーフストロガノフ」があります。これはビーフシチューと同じ材料を使い、ルーを少なめにしてサワークリームを混ぜたもの。デミグラスソースさえあればなんでもできちゃうんですね!ぜひお試しあれ♪


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