2017年2月22日 更新

これからが旬!ハレの日にピッタリな春の訪れを告げる魚について

春は出会いと別れがあり、そして人生の節目となる季節でもあります。どんな人にも一度はやってくるハレの日に、特別な料理を出したいですよね。みんなで食卓を囲むなら、特別な魚料理でお祝いしましょう!

春の訪れを告げる魚「春告魚」って何?

Chudovska/Shutterstock (32937)

野菜なら、春野菜や夏野菜など、季節を頭につけた旬の野菜を総称した言い方があるのですが、魚にはあまりないですよね。旬を迎える、という意味では初物(はつもの)という言い方をすることもあるのですが、実は春になると「春告魚(はるつげうお)」と呼ばれるものがあります。

春告魚は、3月から北海道で水揚げされるニシンの異名です。産卵のため、北海道の西岸に近づくことで水揚げ量も多かったのですが、近年は激減。最近では、ニシンではなくメバルが春告魚といわれています。春を告げる魚、という意味ではやはり地域性があるのが特徴で、渓流ではヤマメ、兵庫県ではイカナゴ、魚偏に春と書く鰆も春告げ魚と言われているようです。

出世魚で門出や節目を祝うなら「鰆(さわら)」

sasaken/Shutterstock (32938)

鰆(さわら)は、3月に高知や岡山で旬を迎え、魚卵や白子とともに食べられることが多い魚です。回遊魚なので、実は通年漁獲される魚ではあるのですが、俳句では春の季語にもなっている魚なんです。瀬戸内海では晩春から初夏に旬を迎えます。一般的に鰆は、サゴチ、ナギ、そして鰆へと成長していく出世魚と言われています。

新しい門出を迎える人、昇進、これから社会人になるという人にはもちろん、進学も成長の一つです。せっかくの春の味覚ですから、多くの人に食べてもらいたい魚ですね。柔らかくて身崩れしやすいので、西京焼きなどの焼き物や天ぷらにしていただきましょう。

旬がはじまる「鯛」料理で目出鯛!

kobeza/Shutterstock (32939)

縁起がいい魚代表と言っても過言ではない「真鯛」も3月が旬の魚です。鯛は5月に産卵期を迎えるのですが、産卵直前となる桜の季節に水揚げされる色鮮やかな鯛を「桜鯛」と呼びます。大きいものになると、なんと全長1mに及ぶものも!最近は脂が乗った養殖物も増えてきましたが、天然物は身が締まっていているのが特徴。天然物も養殖も、それぞれの良さがあります。

高級ではありますが、食べやすい魚なので、小さなお子さんでも美味しく食べられる魚です。お刺身や焼き物はもちろん、淡白な味なので煮つけにしてみんなで食べたい魚ですね。
江の島のしらす丼や、白魚の踊り食いなどの魚グルメも春の風物詩となりました。魚ではありませんが、ホタルイカも3月から旬を迎えます。夜明け前のホタルイカ漁は幻想的!旅行に行った時は、お肉ではなく魚料理で季節を感じるのにも良い季節ですね。


thumbnail picture by Chudovska/Shutterstock
10 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

3月に旬を迎える春野菜は?心ときめく甘くて美味しい自然の恵み

少しずつ気温も高くなり、どこか心もほっと緩んでくる季節。根菜系のしっかり身の詰まった野菜よりも、葉野菜やスプラウトなどの軽やかな野菜が目に付くようになってきたのでは?3月に旬を迎える美味しい野菜をご紹介します。

初夏が旬の魚は冬に不足しがちな栄養を補ってくれる?5月が旬の魚3選

冬の間に不足しがちなビタミンやミネラルを補ってくれるのが、3~5月に旬を迎える春の魚だと言われています。 今更聞けない5月に旬を迎えるメジャーな魚3種をご紹介します。

洋風にも和風にもアレンジできる!サワラのオススメレシピ・食べ方3つ

定番の塩焼きはちょっと飽きた、という方のためにオススメのサワラレシピを紹介します。 淡白な味のお魚なので、和風にも洋風にもアレンジ可能。 くせのないおいしさを味わい尽くす、絶品レシピ3選を見ていきます。

料亭の味!紅葉おろしといただく"無花果の揚げ出し"

【動画】今が旬の無花果を使った一品。果物なので生で食べることが多い無花果ですが、実は揚げたり焼いたり煮込んでも美味しいんです♪熱々の出汁をカリッと揚げた無花果にたっぷりとかけた、無花果の揚げ出し。衣を剥がれにくくするために、薄力粉をあらかじめまぶしておくのがポイントです!

旬の桃をおいしく食べたい。果物にはおいしい食べ方があるって本当?

どんな桃を選んでどのように食べるかで、果物の味が変わってくることをご存知でしょうか。せっかく買ったのにかたかった桃をやわらかくする方法も合わせて紹介していきます。

キーワード

ライター

ビデリシャス・ライター ビデリシャス・ライター