2017年3月3日 更新

「肉まんに酢醤油って常識でしょ?」九州の人が他県に引っ越して驚く肉まん事情

あなたは肉まんに何をかけますか?からしやソース、何もつけないという人も多いと思いますが、九州では酢醤油をかけるのが一般的なようです。九州では常識の肉まん事情とは?

肉まんを買ったら酢醤油が付いてくるのは当たり前

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地域によって肉まんにつける調味料に違いがあることはご存知でしたか?関西ではからし、九州では酢醤油がメジャー。しかもこれらはコンビニで買うとつけてくれるものだというのです。関東周辺に住む人たちにとっては驚きの事実ですよね。でも、九州に住む人が他県に出て肉まんを買ったら何もついてこなかった!と思うほど、関西、九州の人たちにとってはあまりに普通のことで、むしろ何もつけないということの方が驚くべきことなんです。

「肉まんに何をつけて食べる?」というアンケートデータでは、何もつけないという地域がおよそ30%以上を占めるのに対し、からしはおよそ20%、からし+醤油でおよそ12%、そして酢醤油はおよそ9%ほどの割合です。しかもこれには地域性が強く、中部地方以北になるほど、何もつけないという県が多く、関西地方以南で調味料をつけて食べるという県が増えているのが特徴的です。

九州でも細かく違う酢醤油派vsからし醤油派

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九州では酢醤油を使うのが一般的としましたが、実は東西によっても違いがあるんです。肉まんに酢醤油をつけて食べるのは福岡県を中心とした長崎や熊本県の西側に多く、対して大分や宮崎県の東側は辛子醤油をつけて食べることが多いようです。鹿児島県に至っては何もつけないという人が多いようです。

その違いについて明確な境界線や理由などは明らかになってはいませんが、長崎県にある中華街が発祥、つまり中国の点心を酢醤油で食べるという食文化から発展し、定着したのではないかという説があります。ちゃんぽんや、トンポーロー(角煮)を挟んだ中華まんも長崎の中華街の料理店が発祥といわれています。長崎の中華料理が独自の文化を生み出した結果、肉まんに酢醤油をつけて食べるというのが浸透したのかもしれません。

肉まんに酢醤油をつける理由は知れば納得!?

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中国や台湾では、点心を食べる時に黒酢を使うのが一般的ですが、その昔、日本には黒酢がなかったので、点心などを食べるは酢醤油を代用していたと言われています。元々、肉まんなどに黒酢をつける理由は豚肉の臭み消しや、口の中の脂っぽさを解消するのが目的だったので、生姜や黒酢をつけて食べていたんです。今では肉まんも日本人の口に合うように改良されてサッパリとした味付けになっています。

同じ系列のコンビニに並ぶ商品でも、関西と関東では品ぞろえが違うことがありますよね。カップ麺の味も、関西風や関東風など、地域の人に合わせた味になっていることもあります。そんな違いが、何と肉まんにも反映されているというのです!肉まんは、地域によって食べ方が違うのに加え、味の好みも違います。そのため、販売する地域によって、肉まんの中身に使う具や味付けを変えているというコンビニもあるんですよ。
肉まんに酢醤油をつけて食べるという食文化は、長崎を中心に発展した日本人の口に合う中華料理が元になっているのかもしれません。地方によって食べ方が違う肉まん。全国各地の食べ方を自宅で試して食べ比べしてみてはいかがでしょうか。


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ビデリシャス・ライター ビデリシャス・ライター