2017年10月4日 更新

生でも焼いてもホントに美味しい、「粕漬け」食べ比べ選手権

特製の酒粕で漬け込んだ魚や魚卵の粕漬けを食べ比べてみた

さて、いよいよ実食。ここで脳裏に浮かぶのが「やっぱり、ご飯がほしいよね」という欲望。もちろん用意してある。
白いご飯だけでも美味しそうだが…

白いご飯だけでも美味しそうだが…

そこに銀だらの粕漬けが乗るとハーモニーが生まれる

そこに銀だらの粕漬けが乗るとハーモニーが生まれる

初っぱなから全員が唸った。銀だら自体の旨味を引き出しつつ、全体がまろやかなのだ。身もほろほろに柔らかく、口の中でとろける。
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ご飯 meets たらこの粕漬け

ご飯 meets たらこの粕漬け

たらこの粕漬けに関しては「甘みが増している」という声が大勢を占めた。
一番高額だったいくらの粕漬けはクリーミー

一番高額だったいくらの粕漬けはクリーミー

カメラマンが感心したようにつぶやく。

「粕漬けにすると全部同じような味になるかと思ったけど、むしろそれぞれの味が引き立っていますね。酒粕の甘みとたらこやいくらの甘みが融合して、両者がケンカしていない。ウチの子供とかは酒粕の匂いを嫌がるけど、このマイルドさならイケそう」

用意した粕漬けも多めに炊いたご飯もきれいになくなった。今回わかったのは、酒粕に漬けることで魚介の内部で何かすばらしい化学反応が起き、高貴ともいえる甘みとコクを生み出すということ。

編集者が言う。

「今気付いたんだけど、粕漬けの焼き魚って冷めても美味しいんだね。食べ残しが問題になっている大磯の中学校もこれを導入すればいいのに(笑)」

調べてみると、すでに平安時代の書物に「粕漬け」の記述があるようだ。もともとは保存食として誕生した粕漬けだが、さらに味までグレードアップするとは。先人の知恵はすごい。

なお、田中さんは新商品も開発中だという。

「たらこの膜を取ったものの粕漬けです。ディップのようにパンやバゲットに塗って食べるイメージ。年内には販売できればと」
おおお、こちらも楽しみだ

おおお、こちらも楽しみだ

取材・文=石原たきび
撮影(料理)=遠藤貴也
編集・撮影(田中商店)=大狼章弘
■田中商店 < http://tsukiji-tanaka.com/
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ビデリシャス編集部 ビデリシャス編集部